イタリア南部にある都市ナポリ発祥のパスタ“プッタネスカ”は安価で手に入れやすいイタリア南部の特産品トマトソース・アンチョビ・オリーブ・ケッパー・唐辛子や塩などの食材を使って調理されたパスタ。
“プッタネスカ”は娼婦風と言う意味。名前の由来には諸説あり、娼婦が客をもてなすためのパスタや、娼婦は昼食時にも忙しく、海のものも畑のものもごった混ぜにしてパスタと和えて食べたなと他にもあらゆる説があるみたい。
イタリア現地の価格と比べると日本では決して安価な食材ではないけども、簡単で美味しく作れるレシピなので自宅で作るトマトソースベースパスタのレパートリー追加にオススメの一品。
我が家にはイタリアで料理修行をしていたまーくんがいるので、本場の味を知りたく教えてとリクエスト。
【スパゲッティ アッラ プッタネスカのレシピ】
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■材料(2人前)
・スパゲッティ 200g
・トマト缶(カット)400g
・アンチョビ 2枚 (細かく刻む)
・ガーリック 2片 (みじん切りに)
・ケッパー 小さじ2杯強ほど
・カットオリーブ 10粒ほど
・タネを抜いた赤唐辛子 1本
・オレガノ 少々(入れ過ぎないこと)
・塩 (パスタ用)
・塩 少々(トマトソース用)
・胡椒 少々
・オリーブオイル 適当
・パルメザン(なくても良い)
・パセリ(なくても良い)
■下準備
・ガーリックとアンチョビを各々細かく刻んでおく。
・赤唐辛子はタネを取り半分にカット。
■手順
1.刻んだガーリックと種を取って半分にカットした赤唐辛子をフライパンに入れ、材料が浸るくらいオリーブオイルを入れ低温で熱する。
2.刻んだアンチョビもフライパンに入れ時々材料をフライパンを回したりして混ぜてなじませる。
3.アンチョビやガーリックの香り、またガーリックがほんのり色づいてきたらトマト缶を入れ中〜弱飛で煮込む。
4.トマトソースがグツグツとしてきたらケッパー・オリーブ・オレガノ・塩を加え弱火で引き続き弱火で煮込む。
5.パスタを茹で始める。
※パスタにまろやかな塩味の下味をつけるためにしっかりにパスタに塩を入れる。
6.パスタが茹で上がったら湯切りをし、トマトソースが入った弱火のフライパンへパスタを入れトマトソースと素早く絡める。(ここで味の調整もする。)
7.馴染ませたら器にパスタをのせて出来上がり。
8.仕上げにオリーブオイルやお好みでグリルした野菜を添えたり、パルメザンやパセリなど振りかけるのもオススメです。
■ポイント
・アンチョビなど塩気の強い食材で作るのでトマトソースへ塩は少なめに。
・ソースに塩味をきかせるのではなく、パスタを茹でるときにしっかり塩を入れてパスタに塩味の下味をつけることにより、まろやかな味のプッタネスカになります。
・今回は仕上げにはオリーブオイルのみを振りかけましたが、お好みでパルメザンやパセリを振りかけるのもオススメです。
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トマトソースの甘みやそれぞれの素材の味がほどよく馴染んで美味しい!今度は私もまーくん流でプッタネスカ作ってみよう。ワクワク
分かり易い作り方の手順詳細はクックパッドにアップしました。
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