路地裏ひっそりと佇むリストランテerba da nakahigashi(エルバダナカヒガシ)ヘ
西麻布の路地裏にあるリストランテ”erba da nakahigashi(エルバ・ダ・ナカヒガシ)”は、京都の和食店”草喰(そうじき)なかひがし”の息子さんが営むお店。エルバ=草と父の店の名を受け継いだエルバダナカヒガシは、全ての食材が季節の草こと“野菜”が堪能できるイタリアン。
普段は足を運ぶようなお店ではないけど、法事ということでまーくんファミリーと一緒にエルバダナカヒガシのご飯をご堪能。
店内はバーカウンター、テーブル席と個室が一つずつとこぢんまりとしたお店。完全予約制のお店と言うこともあり、ゆとりのある接客でお客である私たちものんびりとできる空間。
どんな創作料理がサーブされるかな?とワクワクして待っていると、シェフがメニューの説明をしに私たちのテーブルへ。名前は早くてほぼ聞き取れなかったけど…
ハーブが練りこまれたグリッシーニ
菊の花びらの前菜の盛り合わせ
真ん中にアンチョビが入っている、満貫唐辛子のムースや満月に見立てたポレンタのムース、ミョウガにペコリーノチーズが挟まれたものなどの前菜の盛り合わせ
手作りの丸パン
レンズ豆を小豆に見立てた小洒落たパンケーキ
たこ焼きのように見える可愛いフリッタータとサンダニエーレ24ヶ月の生ハム
これはこのフリッタータを崩してから生ハムに巻いて食べてとのこと。
サイフォンで出汁をとって作るミネストローネ
このミネストローネは毎月メニューが変わるエルバダナカヒガシで唯一変わらずサーブされている定番メニュー。このミネストローネには48種類の野菜が入っており、一皿で沢山の野菜の味が味わえる贅沢な一皿。ちなみに、シェフのギャグだけどAKB48にかけてこのメニューはNAB48らしい。(笑)
温かい前菜の戻り鰹の藁焼きと柚子胡椒のホニャララソース(マヨネーズのようなソース)
鮎のリゾット
イタリアン?というより和を感じさせるリゾットは、鮎の麹漬された味がほんのり味わえて美味しい。
鹿肉とかぼちゃのラザーニャ
トップにふりかけられているのはゴルゴンゾーラ。かぼちゃの甘みと鹿肉の旨味、ゴルゴンゾーラの塩味でクリーミーな味のマリアージュが最高。初めて食べる味だけどラザニア好きの私にはたまらぬ一皿。
聞き取れなかったけど、お出汁を注いで味を楽しむキノコがふんだんに使われた一品
アクアパッツァ
ここあたりから食い意地が買ってきてほぼメニューが聞き取れず。(苦笑)
牛肉と黒にんにくに実山椒を入れたソース
松茸とハモのパスタに香りずけでスダチを少し
イチジクのマスカルポーネソース添え
クベバと言う香りの高い胡椒がアクセントになっている一皿。
プリンに和梨と葡萄の赤ワイン漬けを添えて
デザートは青梅で拾ってきた草木でテーブルコーディネイトされた大きなプリンが私たちの目の前に!しかも好きな大きさで食べていいと言うもんだから、プリン大好きな私は羞恥心なんて言葉忘れて大きなプリンをいただく。口の中でほんのりと香るバニラのアロマと濃厚な味わいで美味しい!添えられた少し大人な味がする和梨とぶどうを赤ワインに漬けが濃厚なプリンの箸休めのような感じ。気がつけばペロリと完食。(笑)
ハーブティーとマカロン
最後に和のハーブがふんだんに使われたハーブティーは、私が苦手とする華やかなハーブティーとは異なりスッキリとした味わいの和を感じせるハーブティー。食後にピッタリなホッとする味。サイフォンで作った時に残った野菜から作られたマカロンも和を感じる優しい味で美味しかった。
決してリーズナブルなリストランテではないけど、想像以上の品数と料理の量で食べ終わった時には腹12分目な感じ。
野菜が大好きという方や普段は和食を食べることが好きな方に味わってほしいイタリアンのお店。また京都の草喰へは行けないけどと言う方にぜひ足を運んでほしいお店。沢山のご馳走をどうもありがとうございました❤️
erba da nakahigashi
(エルバ ダ ナカヒガシ)
http://www.erbadanakahigashi.com/