あんみつ発祥の甘味処”銀座若松”へ
まーくんと2人で銀座周辺を散歩中、気が付けば湿度と暑さでバテ気味に。ゆっくりと和のスイーツを食べてひと休みしたいねとなり、足を運んだのが明治27年創業の甘味処の老舗”銀座若松”へ。
銀座若松の店内は、混んだ銀座の街並みの疲れをスーッと吹き飛ばしてくれる昭和レトロな癒しの空間。まさに銀座の中のオアシス。座席の渋いオリーブグリーンカラーのクッション素材と脚の低い椅子が、昔祖父の家にあった椅子を思い出し、懐かしい気持ちにも。
メニューを眺めながら何にしようかな?と迷っていると、元祖あんみつ・クリームあんみつ・白玉クリームあんみつ…とあんみつがズラリ。
そう!ここ銀座若松は、”あんみつ発祥の甘味処”。どのようにあんみつが生み出されたのかな?と気になって調べてみると、昭和5年 当時甘いものが御馳走だった時代に、常連のお客さんから”もっと甘いものが食べたい”の要望から2代目森半次郎氏の手によりあんみつが誕生したとのこと。
かき氷やわらび餅が食べたいな!と思っていたけど、あんみつ発祥のお店なので、あんみつを食べないと!と言う気持ちが高まり、バニラアイスクリームが添えられた”クリームあんみつ”をオーダー。
寒天の上に銀座若松のシンボルである可愛い松の羊羹、あっさりして食べやすい餡、みかん・パイナップル・桜桃のフルーツのシロップ漬け、みつ豆、甘くて美味しいカラフルな求肥がトッピングされた銀座若松のあんみつは、誰もが知っている庶民の味と言えど、当時はとてもハイカラな甘味で皆ワクワクしながら食べたんだろうな!と食べながら想像したりも。
私がオーダーした元祖あんみつにバニラアイスクリームが添えられたクリームあんみつは、夏の暑さをクールダウンしてくれる冷たさは勿論のこと、バニラアイスが餡をまろやかにして美味しさ更にパワーアップ。
何気なく入ったあんみつ発祥の甘味処”銀座若松”、美味しさのみでなくリラックスできる素敵な空間だったので、またゆっくりと休息したい時に足を運びたいな。
銀座若松
http://ginza-wakamatsu.co.jp/